(ある意味)豪華3本立て!!
何故この3本なのか?
共通点はずばり、坂口拓です。
『Versus』以来、私のイチオシの坂口拓が初監督を務めた『魁!男塾』
どこから見ても体育会系の彼が撮る映画という事で、
念のためWebで調べたところ、感想欄に気になる一言がありました。
「坂口拓の登場シーンが『地獄甲子園』『魁!!クロマティ高校』と同じでウケた」
これは、『男塾』を観る前にその2本を観なければならない!!
そう思ったのが不幸の始まりでした・・・
実はこの3本、もう一つ共通点があります。
全て、漫画が原作なのです。(男塾以外は見たことありませんが)
で、『地獄甲子園』の作者は「漫☆画太郎」・・・
私のもっとも嫌いな漫画家の一人です。(英語的表現)
まずはそのストーリーから・・・
甲子園出場を目指すある高校。
補欠の野球部員が番長に絡まれているところを颯爽と助けた転校生。
予選の相手の高校の極悪非道な手により、全滅した野球部に代わり、
単身再試合に挑む・・・ゴメンナサイ、思い出しただけで心が挫けそうになりました。
ケンカ野球とは言え、アパッチ野球団のように野球の試合をするのかと思えば、
さにあらず。
チープすぎて笑えるところは多少ありますが、
それも苦笑いと言った感じ。
これはいただけません。
唯一面白かったのは、漫☆画太郎漫画の驚いた時の声
「はうあ!!」
を実写で聞けたという事ぐらいでしょうか・・・
『魁!!クロマティ高校』不良に絡まれているところを助けられた優等生。
助けてくれた男と意気投合した彼は、
どっから見てもバカなその男に合わせ、名前を書ければ入れると言う噂の
クロマティ高校を志望する。
しかし、助けてくれた男は、その高校にすら落ちてしまい、
一人で行くことに・・・
噂以上に酷い有様の高校に入学した彼は、
学校を変えようと決意し、
ロボットや、謎の覆面男たちとの学園生活が始まる。
そんな時、地球侵略をもくろむ宇宙人が学校を占領し・・・これまたストーリーを書くことに対する意義を見出そうとしても
海に落したコンタクトレンズを探すぐらい難しい映画でした。
とは言え、シュールなギャグはそこそこ面白く、
結構楽しめました。
しかし、坂口拓は主人公を不良から助けるが
クロマティ高校に落ちてしまう役で、数カットのみの友情出演でした。
『魁!男塾』最後は本命、『男塾』。
原作は結構好きで、民明書房を本気で信じていました。
とはいえ、この作者の作品では、『ボギーTHEグレイト』のほうが好きでしたが・・・
ストーリー
男を磨くために時代錯誤なスパルタ教育をする全寮制の私学、男塾。
入学してきた新入生に対して、教官や上級生の過酷な試練が待ち受ける。
そんな中、頭角を現した主人公、剣桃太郎。
男塾を傘下に収めようと乗り込んできた伊達臣人率いる関東豪学連と
3人の代表者同士の死合をすることになる・・・原作のいくつかのエピソードをそれなりにアレンジした、それなりの出来の映画でした。
観る価値があるかといえば、「無い」部類に入るとは思いますが、
坂口拓のファンとしては観ないわけには行きません。
ラストの伊達との一騎打ち、伊達の仮面が割れてビックリ。
それまで気付きませんでしたが、「Versus」でもラストの死闘を演じていた、
榊英雄でした。
ラストの死闘はともかくとして、それ以外はイマイチと言わざるをえず、
覚悟していたとは言え、残念でした。