俺がハマーだ 第2話
2007年 03月 21日
したがって、スポンサー以外のクレームは一切お受けいたしません。」
というお決まりの文句で始まる「俺ハマ」の第2話
『USA爆発刑事 悲惨!?ニュース取材は命がけ』です。
冒頭、いきなり呼び出されたハマーは
部長から衝撃的なニュースを聞かされます。
なんとハマーにTVのレポーターが密着取材をすることになったと。
何でもハマーは逮捕者数がダントツ1位だそうです。
ただし、そのほとんどは誤認逮捕ですが。
警察は前回の件で市長ににらまれていて、
人員増員の要求は保留され、さらにTVの内容次第では、
全員首にすると市長に言われています。
「俺が何を言いたいか分かるな」
TVの前では問題を起こすなと暗に釘を指す部長に対して、
「市長を殺せと?」
真顔で答えるハマー。
そしてレポーターと共に車で走るハマー
夫婦喧嘩の仲裁に入り、
「もし、又だんなが暴れだすことがあればこれを使え」
と手榴弾を渡したり、
店主に成り代っているコンビに強盗をやっつけたりしている間に
車を盗まれてしまいます。
すかさず、近くに止まっていた車に乗り込み、
乗っていた女性に車を追うよう指示しますが、乗った車は教習車。
誤ってがけから落ちてしまいます。
ハマーたちはすんでの所で車から飛び降りますが、
中央に座っていたリポーターは哀れ崖底へ。
両腕を折ってしまいます。
その日の夜のニュース番組でボロクソに警察をけなすリポーター。
それに怒ってTVを撃ったと思ったら大間違い。
続いては『マイアミバイス』です。(当時、ハマーのライバル?番組)
と聞いて、TVを撃ったのです。
翌日、案の定、警官の半分がクビ。
当然ハマーもクビになりました。
警察は人手が減っておおわらわ。
そんな時、商店街に爆発物を仕掛けられ、ドローが向かいます。
しかし、エリートのくせに爆発物処理だけはできないドロー。
そこに颯爽と現れるハマー。
仕掛けられたのが「時計と繋げた爆弾」と聞き、
そんな使い古された爆弾なんて楽勝と、爆弾の仕掛けられた店に向かうハマー。
店を見てビックリ。
時計店でした。
やっとこさ爆弾の仕掛けられた時計を見つけたハマー。
解除できるのかと心配そうにたずねるドローに対して、
一冊の本を見せます。
「爆発物処理入門」
ああ入門編なのね・・・
「頑張れ、頑張れ、ハマー!」
ハマーに声援を送る市民。
「頑張れ、頑張れ、ハマー!」
同僚の刑事達もTVの前で声援を送ります。
「頑張れ、頑張れ、爆弾!」
ひとり、TVの前で爆弾に声援を送る部長。
本の力を借りて、爆弾を解除していくハマー。
最後の1本となった所で、
「続きは次の巻で」
さすが入門編。
仕方が無く勘で切るハマー。
それに付き合うドローは本当に良くできた娘さんです。
(ちなみにこのドロー役の女優さん、ハリウッドの大物プロデューサーで、
『ジュラシックパーク』やドラマ『ER』が有名なマイケルクライトンと
後に結婚し、『ツイスター』の脚本を書いていたりします。)
無論主役が死ぬはずも無く、爆弾の解除に成功したハマー。
これが認められ、クビになった警官は全員復職し、さらに給料もアップ。
部長もしぶしぶハマーを称え何でも望みを言ってみろと言います。
じゃあとハマーが言った望みとは・・・
ウィリアム・テルの真似事でした。
「やっぱりやだ!!」
と言いだし、りんごを頭の上に乗せずに食べる部長。
次の瞬間
さすがの部長も声が震えます。
めでたし、めでたし。